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生命保険
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生命保険の設計例
保険料の負担が大きいと感じはじめたときの見直し例(1)
相談者
●38歳独身の男性。
●両親と同居をしているが、いずれは家を出なければならない。
●会社で自動車保険の販売もしているため、保険の事は分かる。
相談内容
●毎月の保険料が約4万5千円あり、負担が大きい。
●仕事の関係で仕方なく加入していたものも含めて見直しをしたい。
●死亡保障よりも入院の保障を充実させておきたい。
加入していた生命保険
●死亡保障5500万円 入院保障:1日5000円(保険料:約25000円/月)
●個人年金保険 (保険料:約15000円/月)
●がん保険 入院保障:1日10000円 (保険料:約4500円/月)
生命保険について考えていること
●販売員から勧められた通りに加入したが、どう考えても死亡保障の5500万円は多すぎる。
●個人年金保険は確かに将来のための貯蓄だが、現在の支出を減らす事を優先させる為に解約した。
●いろんな周りの状況から、自分はガンになりやすいのではないかという心配がある。
●もし病気になってしまったら積極的に治療をしたいと考えており、死亡保障よりも入院の保障を 充実させたい。
●保険での貯蓄は期待していないので割安な掛け捨てタイプで検討したい。
お考えを生命保険の形にしてみましょう
●医療保険として、1日10000円(がん保障を充実させておく)
●保険料の更新が無いもの。
●死亡保障については解約する前に上手く活用する方法を探してみる(解約は急がない)
保険商品を探す
(プラン1)
●がん保険に医療保険を組み合わせたタイプ(がん入院:1日20000円 その他の入院:1日10000円) がんと診断された場合に200万円を受け取れる
●保険料:9583円
(プラン2)
●がん保険に医療保険を組み合わせたタイプ(がん入院:1日30000円 その他の入院:1日15000円) がんと診断された場合に300万円を受け取れる
●保険料:14250円
プランの選択
これまでの毎月45000円の負担を考えれば〈プラン2〉にしようという事になったのですが、 健全な収支にしたい目的もある事を考えると〈プラン1〉を選択し〈プラン2〉との差額である 約5000円を保険のつもりで貯蓄してみてはどうかと説明したところ納得して頂きました(貯蓄に関して)。
また、がん保険には「通院した場合」や「先進の治療を受けた場合」にも保障されるような特約を 付加しました。
これらの保障は数百円の負担で追加する事が出来ますが、反面保険を受け取る可能性は低いものの、このくらいの費用負担であれば問題がないという事でこちらも納得して頂きました。
また、死亡保障については受取人となる両親と相談してからもう一度考えるという事になりました(家族での話し合い)。
所見
保険内容も充実し、平行して貯蓄もしていける理想的な形だと思います。
保険内容を充実させる事がリスクを回避する事と思いがちですが、病気にならなかった場合には 逆に高い保険料を支払わなければいけないというリスクが発生します。
どんなプランでもメリットとデメリットは存在します。
なるべくデメリットを少なくするようにプランを考えて行く訳ですが、今回はデメリットを少なく する為に保険の一部を貯蓄に回しました。