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生命保険の設計例
両親と同居している22歳のご夫婦(当ホームページを参考にしていただきながら設計)
相談者
22歳の御夫婦。共働きで子供はいない(ワンちゃんがいる)
両親と同居をしているので、生活面での大きな心配はない。
相談内容
毎月の保険料が約2万円であり、負担が大きい。
そもそも夫婦間ではお互い多額の死亡保障を必要としていないので見直しをしたい。
家族型が割安だと聞いているので、検討してみたい。
加入していた生命保険
旦那様:死亡保障3000万円 入院保障:1日5000円
奥様:死亡保障3000万円 入院保障:1日5000円
それぞれに、成人病の時に上乗せで保障するものなどが付加されていました。
販売員の勧められた通りに契約をしてしまったという事でした。
両方ともいずれは更新となり、保険料が上がってしまう事も心配の一つでした。
また「月々1000円くらいだから」と勧めれて、お二人とも「がん保険」に加入していました。
保険料は両親が負担してくれているので、この保険は無いものとして考えたいという事でした。
御夫婦が生命保険について考えていること
このホームページを読んで頂いた上で、お考えをまとめて頂きました。
お互いに3000万円という高額な保険は不要であり、葬儀代程度(300万円)あれば良い。
死亡してしまう事の心配よりも、二人の人生設計を優先させたい。
無駄な保険料を払うよりも、夫婦で楽しむためにお金を使いたい。
死亡よりも入院する可能性が高いと思うので、入院の保険はきちんとしておきたい。
保険は更新が無いものが良い。
お考えを生命保険の形にしてみましょう
死亡保険として、それぞれ300万円。
医療保険として、それぞれ1日5000円。
保険料の更新が無く、家族型ができるもの。
という保険を組んでみましょうということになりました。
保険商品を探す
(プラン1)
医療保険の家族型で1日5000円の保障があるものに、それぞれ300万円の死亡保障を付ける。
商品の特性上、死亡保障は90歳までの保障になってしまう。
(プラン2)
医療保険の家族型で1日5000円の保障があるものとは別に、それぞれ死亡保険に加入する。
死亡保障は一生涯の保障となる。
プランの選択
御夫婦の話し合いで死亡保障は90歳までで充分であるという事になり〈プラン1〉に決定した。
これにより保険料は1万円以内に収める事ができた。
家族型のデメリットとして、旦那様が亡くなってしまった場合に保障は継続できるものの、 保険料は引き続き2人分を支払っていかなくてはいけない事になるという内容も納得して頂いた。
(もちろん奥様が単独で加入し直せば良いのだが、体が健康でないと新規に加入するのが難しい)
所見
社会人になってすぐに保険に加入する事は、良い事だと思います。
しかし、契約内容がわからない状態は良くないですね。
夫婦共働きで両親と同居できるというのは、非常に貯金がしやすいと思います。
これから子供の事、生活の事など予想できる出費も増えるでしょうし、冠婚葬祭などの 予想しにくい出費も増える事でしょう。
これらの出費に柔軟に対応していくのは、ある程度の貯金が必要です。
もし、入院などをしてしまっても基本的には貯蓄で賄えるようにして、受け取った保険で 穴埋めをするというスタンスが望ましいですね。
健全な家計が存在した上で、保険を考える事が大切です。
旦那様は会社経営の知識がある方でしたので、その知識を家計にも活かして健全な家計を 築いていって頂きたいと思います。