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保険に加入する事だけが保障なのか？(2) |
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保険に加入しないと、何が困るのか整理する |
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現状を整理すると、定期的に病院に通っており、お医者様からは薬をきちんと
飲んでいれば大丈夫だと言われているわけです。
この事葉の通りであれば、薬の服用を守っていれば大きな病気には至らないという事ですね。
またこの方は年齢が５０代という事もあり、貯蓄もある程度あるという話でした。
そこで、その貯蓄を切り崩してまで保険に加入することを考えるより、もしも入院をする事に
なったら「その貯蓄を保険として使うという事を検討してみてはどうか」と説明しました。
例えば、入院をした場合に１日5000円が受け取れる保険であったとします。
多くの保険には入院日数に制限がありますから、最大1000日だとすると受け取れる保険金は
5000円*1000日で500万円が限度となります。
500万円以上は保険金を受け取れない訳ですね。
短絡的かもしれませんが今現在500万円の貯蓄があって、それを治療費として使っても
構わないのであれば、わざわざ保険に加入する事も無いという考え方もできます。
「保険に加入する事だけが保障を準備する事ではないのです。」
この説明をした所、
「なぜか保険に加入しないと困るような気がしていたが、このように
考えれば無理して保険に加入する事もないのですね。
もちろん加入できれば私としても安心なのですが、それよりも病状が悪くならないようにお医者様の指導を仰ぎながら健康に気を使う生活を心がけようと思います。」
と納得して頂けました。
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病気をしている人でも加入できる保険が発売された！ |
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テレビなどで「誰でも入れる入院保険」が発売されたみたいだけど、それでも貯蓄を
使う考え方で良いか？と御質問がありました。
もちろん私が決定する事でなく、最終的にはお客様にご判断頂かなくてはいけないのですが、
まずどんな商品だったのかを整理してみました。
○加入してからの一定期間は保障が無い
○加入する前からの病気に対しては保障が無い
○保険料が割高
このような事がお客様との話し合いの中で分かってきました。
これに関してはお客様の方で、この保険に加入するのではなく、奥様の健康をまず考える
事ともしもの時には貯蓄で対応するという判断をされました。
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所感 |
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保険は病気を救ってくれません。
保険に入れば病気をしても安心だという話をよく聞きますが、それよりも健康維持の為に
お金や時間を有効に使いたいものですね。
かかりつけのお医者様も心強い存在でしょうから、引き続きコミュニケーションを取っていく
ことも良いでしょう。
保険に加入したために、健康への配慮が無くなってしまうのでなく、保険に加入していない
つもりで私自身もきちんと健康管理をしていきたいと思います。
ですから国民健康保険は、治療費を補助してくれるのではなく健康維持の為の補助をして
くれると嬉しいと思います。 |
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