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ホーム > 生活 > 伊柳のおかげさま日記2003/07 〜 の日記
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伊柳のおかげさま日記
お金が無い事が財産
お客様からこんな話をうかがいました。

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同窓会で、友人に会って話をしていた時に、学生時代から社会人になってからも、ずっと優秀で 年収も多くもらっていた人たちに限って、定年後は何もする事がなくなっているし、何かに チャレンジしようとする気持ちも弱くなってしまう人が多いと気づいた。

その点、自分はお金が無かった事で、住宅ローンや子供の教育費などで苦しい思いをしたけれど、 苦しい時にはどうやって乗り越えようかと必死に勉強したし、乗り越える事ができた。
そして、まだまだチャレンジしたい事はたくさんある。
そう思うと、自分にとってはお金が無いことが財産だったのかもしれない。
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このお話を伺って強く思ったのは、老後の生活資金をどうするかといった相談がありますが、 果たして「お金」があるという事だけで、安心して充実した生活ができるのかというと、そうでは ないだろうという事でした。

私の父は職人なので、定年というものはありません。当然、国民年金を頂くわけですが、恐らく この年金だけで生活していくのは無理だと思います。
ただ、父には生活していける「手段」があります。自分の好きなだけ仕事をしていけるという事も ある意味では財産かもしれませんね。

老後の生活費を若いうちにどうやって貯蓄していくかというアドバイスも大切ですが、定年後でも 仕事ができるように勉強したり技術を身に付けるというプランを提案していくのも、いわゆる 「老後の生活設計」なのですね。
私も、生きている限り、誰かの役に立つような仕事をしていきたいと思います。
2003/9/22 伊柳正